2020-05-19 第201回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
炉内構造物等の比較的放射能レベルが高い廃棄物、いわゆるL1の基準に関しましては、本年一月の十五日に原子力規制委員会におきまして、この処分の規制基準、それから審査ガイドの策定方針案については了承をされております。
炉内構造物等の比較的放射能レベルが高い廃棄物、いわゆるL1の基準に関しましては、本年一月の十五日に原子力規制委員会におきまして、この処分の規制基準、それから審査ガイドの策定方針案については了承をされております。
どうもこれは、天然のものと人工のものとの区別というのは単に量だけではない、そういう何か我々には理解できないもの、つまり天然の放射能というのは自然の秩序の中の循環の中で処理されていくけれども、どうもその循環の中に入らない異物として、人工的放射能が生まれているのではないかという一つの疑いを私ども持っているわけであります。
われわれいままで広い範囲の一般的放射能調査を行ってまいりまして、特別の汚染が見つからないということで十分かと思っておりましたんですけれども、やはり念のために投棄地点あるいはその周辺の海域の測定もしたいということで、海上保安庁と相談しておったところでございますが、海上保安庁の方で都合がつきまして、十月の末あるいは十一月の初めに、投棄地点周辺の海水、これは深いところも含めてですが、海水と海底土をサンプリング
たとえば五ミリレムの人工的放射能が子々孫々にどういう影響を及ぼすであろうかということは、放射線医学であるとか遺伝学とか生物学とかの、いろいろな学問の成果を必要とする問題であろうと思いますから、私のような、そういうことについて何も知らない者が安全であるとかないとかということを言ってみても、余り足しにならないのではなかろうか、そういうことについてはむしろ意見を差し控えた方がよろしいのではなかろうかというふうに
再処理工場からいかに膨大な殺人的放射能が出てくるか、よく御理解をいただけるものと思います。 さらに重大なことは、遺伝的にも大きな影響を与えるトリチウムは、気体、液体の両方で一日二百キュリー、年間六万キュリーにも及ぶ量が出てくるのであります。 このような再処理によって発生するプルトニウムは、また、そのまま核兵器になることは御承知のとおりであります。
原子炉安全の設計の要点は、時間がございませんので要点だけ申し上げたいと思いますが、潜在的放射能の危険性のあります核分裂生成物は燃料被覆管の中に入っておりまして、その燃料棒が原子炉冷却材バウンダリーの中に入っておる。さらにそれが格納容器の中に入っておるという、この多重の障壁を持っているということでございます。
一般的放射能水準の測定を主たる目的といたしましてございますほか、モニタリングポイントというものを設けているわけでございます。そのほかモニタリングボートで海上を巡航いたしまして測定をするということになっておりますけれども、そのほか第四番目といたしまして、核種について、出港後及び定期調査といたしまして分析を行なっているわけでございます。
○牟田口政府委員 現在行なっておりますサンプリングの地点につきましては、軍艦の出港後は、停泊しておりましたところの地点とその周辺から、試料を集中的に採取いたしておりますが、定期調査のときには、これは港湾全体から見て、地形、海流等を考慮して、一般的放射能水準が把握でできるような地点を選んでこれを行なっておるわけでございます。
すなわち、モニタリングポストによりましては、いろいろ御意見がございますが、一般的放射能水準の測定を行なう、モニタリングポイントによっては、周辺住民の被曝集積線量の把握を行なっている、モニタリングボートによって、湾内の一般的放射能水準を把握するとともに、原子力軍艦周辺をはじめ、湾内における異常を把握することにいたしておることは、御承知のとおりでございます。
あるいは発電所等から出てまいりますのは、発電所の中のいろいろ放射性のものの洗たく水でありますとか、そういうような比較的放射能の薄い物質、これを蒸発いたしましたりして固化して、これをコンクリートの中に詰めて、発電所の中あるいは加工施設等の中にこれを保管しておく。これは現在保管廃棄といっておりますが、これは比較的放射能の低いものでございます。
そうして、この数は、戦争終結後に、何万という方々が原爆という永続的放射能作用による原因によって死亡し、また死亡し続けてきて、現在も死に至っておる。将来もそうであろう。そういったことで、原爆兵器、核兵器というものが、今後、戦争を終結させるものでなければならないということを示唆しておるものであろう。
そういう大きな放射線事故という場合と、今度のような海水の一時的放射能異常値の測定という場合とは、相当事態が違うと思います。それぞれの事態に応じまして対策がとれるようになっております。
そして、現在までそういった比較的放射能の弱い燃料要素について運転を続けてきて、今回の落成式に至ったわけであります。 このプルトニウム・プラントの建設費というものは、前に述べましたように二十七億円と言っておりまして、その通常の処理能力は公称年間三十トンの燃料を処理できると言っております。
そうして、一応スキップジャック艦上のヒヤリングにあるような程度の放射能、平均的放射能というものを平均量放出するという工合に仮定いたしまして、大体の目安といたしましては、たとえば昨年度に核実験でもって港に降り込んでくる放射能の大体百分の一程度のものである、大体の目安といたしましては。したがいまして、われわれが危険度を考える場合におきましても、これを一つの目安として考えていただければ幸いかと思います。
三、政府は、国連が国際的放射能調査機関を設けんとすることにあたっては、その本部を我が国に設置するよう、格段の努力をする こと。 四、右各項の実施に要する予算の確保につき万全を期すること。右決議する。 以上、お諮りを願います。
今回の実験はその破壊力が専門家の予想をもはるかに裏切るほど強大であつたばかりでなく、その第二次的放射能が想像以上の広い範囲に及んでおると言われておることは、今後なお引続きまする実験の恐ろしさを物語るものであります。 思うに、広い世界の中で、よりもよつたり、わが日本が、原子力破壊の洗礼を受けた、たつた一つの国民であります。